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2017年6月12日 (月)

撮影こぼればなし

以前映画のパンフレットを捕獲させてもらってたのを思いだし

へぇ~そうやったんやとflair
(一部分からない文字を省いたり書き直し・加えとるところもありますが)



人気歌手、ジュリーこと沢田研二が忙しいスケジュールを裂いて本格的なドラマに取り組むことになった。
ジュリーの人気はフランスでも大変なものだけに、共演もフランス女優であり国際スターのクロディーヌ・オージェに決まり、ジュリーの喜びも人知れず。



マリーさん、調べてみるとジュリーより6歳も年上やったんやねcoldsweats01


1975年10月19日、ジュリーはパリロケのために出発する。撮影の合間をぬって、フランス国営TVに出演。早速新曲を歌って好評を得る。


フランス語歌詞の新曲“Fou de toi”(君に夢中さ)のレコードはヨーロッパだけの発売で、日本では売っておらず、ほしい人はフランスに行かねばならないことになる。



市内でロケをしているとパリジェンヌから「ケンジ」「ケンジ」と声がかかる。
日本では“ジュリー”と呼ばれてもパリでは“ケンジ”で通っている。

地方都市レンヌでラジオ・クセンブルグの番組に出演するため、加瀬邦彦と飛んだ。この番組は日本のヒット・パレードのようなもので
有名歌手が競って出演するビッグ・ショウということである。


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パリの北にあるセレーヌの旧伯爵邸を借りての撮影。華やかな昔を忍ばせるこの貴族の館がオージェの邸という設定。
色づいたパリの街路樹も美しかったが、郊外の紅葉はもっとカラフルで目もくらむようだった。

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モンマルトの丘での撮影が終わって昼食となる。毎日のことながら、この昼食が大変。
こちらの習慣ではふつう昼食はオードブルから始まりワインを飲み飲みゆっくり食事とおしゃべりを楽しんでたっぷり2時間はかかる。


スタッフも日本人だけでなくクルーの半分はフランス人で構成されているので段々フランス式に慣れてきた。
おかげでチーム・ワークも抜群。



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ジュリーとオージェが初めてデートする場面でシャンティに向かう。シャンティは有名な城壁があり、パリからピクニックに
出かける場所としてよく知られているがパリに来て初めて悪天候になやまされて撮影中止。

日本料理店で明日からのお天気待ちをしようということになり、スタッフ一同10日ぶりに日本の味に大喜び。
ジュリーも一緒に刺身で日本酒を酌み交わしスタッフと意気投合。二次会にもつき合っていた。

パリ市内、郊外の撮影を終わり、10月24?日の夜、ドゴール空港よりマルセーユに飛び、南仏のロケ地、ペンドール島に向かう。
パリとは比べようもないほど澄みきった青空と太陽の光に恵まれたのどかな所である。

Photo


ペンドール島・・・探しましたがなw
ネットのあらすじで見たトゥーロンとちゃったんやねcoldsweats01


撮影の合間、島の子供たちがジュリーのまわりに集まり“フード・トア”を歌ってくれとせがみ、ジュリーも二、三曲歌って島民を喜ばせていた。



スタッフ一同の宿泊したスーカナ・ホテルがそのまま、二郎(ジュリー)とマリー(オージェ)の愛が結ばれる場所になる設定。


午後から、ホテルのレストランでの2人の語らい、海辺で水着になってのデートシーンなど撮影。

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水着ひとつになったオージェの姿態は流石に美しい。


そして圧巻はクライマックス・シーンである二郎とマリーのベッド・シーン。
本番になるとオージェは全裸になって、女の愛がかたまってゆくさまを熱演してくれた。

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もう、どっちが女の子なんだかcoldsweats01


こうしてジュリーはパリでの撮影を全部撮り終えて無事に帰国した。


11月25日より古都金沢でロケ再開となる。
オージェは高度恐怖症のため飛行機には乗らず新幹線で金沢に向かうことになった


ヘッ!?フランスから東京の飛行機は大丈夫やったんやろか・・・

ジュリーはスケジュールの都合で27日夕刻金沢の小松空港に入る予定になっていたがストの影響で高速道路が渋滞して羽田発の飛行機に乗り遅れてしまいスタッフ一同が青くなったが20時30分に東京の自宅から車を飛ばして翌朝5時30分に金沢のホテルに入り
一同ほっとする一幕もあった。


出目監督が金沢を選んだのはパリの風景とは対照的な古都と日本海の荒々しい海を背景に男と女の情念を出して見たかったからであった。


ジュリーが思いっ切り京都弁なので、別に京都でもよかったのちゃうの?
なんて思ってしまってましたが、日本海の荒々しさも背景にしたかったんやと納得納得


「2人ともリズムよく芝居をしてくれたので助かりました」と出目監督は語っていた。

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確かに海があらぶっとる日を選んではります



日本趣味のオージェが金沢の街で初めて休暇を貰い、かねてから調べてあった九谷焼の店に入ったり、加賀友禅の工房で人間国宝の
木村開山先生の花模様を描いた中振りを着せてもらい大喜び。ちなみに一着1,500万円とか。

オージェは夜に大好きな日本酒をスタッフと飲み、1人で一升瓶を飲みスタッフ一同あ然としていた。

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ジュリーは金沢には何度か来ているので、市内もよく知っておりオージェを案内していた。

「内灘海岸の再会シーンもフランス語がいっぱいなのでセリフを覚えるのが大変です。セリフに神経が行くと表情がついていかず表情が良いとセリフが駄目だったり失敗の連続でしたがオージェさんにずいぶん助けていただき助かりました。自分にフランス語が話せたら、もっと楽しく仕事が出来たと思います」とジュリーは語っていた。



南仏で撮影できなかった一部を内灘海岸で撮影した。ゲリラの一味の手を逃れたジュリーとオージェが砂漠に入り込み、すでに銃弾に倒れたオージェの姿態を抱いて果てしなく砂丘を歩き続ける場面で身長175cm、体重57kgのオージェをジュリーが担いで2回も3回もテスト本番でジュリーがとうとう悲鳴を上げてしまっていた


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やっぱりshadow


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