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2011年6月29日 (水)

ジュリーの25年PartⅠ⑯

玉:しかし一徳さんがこういう性格俳優みたいな方向にいくと思いました?

J:ああそういうのは・・・
 だって僕はね、タイガースはずっと続くもんだと思ってたんですよ。
 で、解散するってのは世間での噂がかつみが抜けた時も噂があったし、で、シローになって、ウエスタンカーニバルにだんだんお客さんが入らなくなった当時でもタイガース自体はそんなにお客さんが少なくなった覚えというのはないんですよ

玉:あれはもうウエスタンカーニバル自体の観客動員が落ちただけで、タイガースの人気とは関係なかったですわな

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J:ですからね、解散するっていうこと自体が「えっ!?」っていう感じなんですよ

玉:その裏側ってのは、やっぱりリーダー格だった一徳さんは?

サリー:いや、あの実際今の話のように解散まで誰も考えてなかったんですけどね。
でも他のGSのグループが解散の方向へ全部動き出しましたね。そうすると、周りのほうがそういう雰囲気になってくるんですよ。本人らよりも。
 そういうやっているうちに、解散材料をグループ間の中でね、今までは気にしなかったことまで気にするようになってくるんですよね。
 だからなんか知らないうちにそっちの方向へ全員が少し考えを向けだしたっていう・・・ことだったと思うんですけどね

J:僕なんかも「独立するんだ独立するんだ」とかって言われてて、でも本人なんか全然そんな気ないんですよ。だって「ヘタくそだヘタくそだ」って言われててね、「人気だけだ」って言われてたから、自分がたとえばあの当時だとフルバンドの前で歌っている自分ていうのは絶対想像できなかったですし。
 で、たとえば僕がリーダーになってメンバー集めてグループ作ろうなんてそんな器量はないですよ。
 だからタイガースだって年上の人たちばっかりいて、でみんなが「こっちあっち」って言ってくれると、「沢田こういう歌」って言うてやってくれると、それにはズッといけるんだけど、自分でっていうのはまったくないんですよね。
 だから解散するっていう話をサリーたちから正式に聞いて、最後のウエスタンカーニバルをやっている時に、1月の日劇のウエスタンカーニバルの時に、みんなはもうそろそろ次のことを考えてるんですよね。でも僕なんかまだどうしようかな?っていうようなことだったんですよ。

玉:解散へ向けてっていう動きはあなたが一番知らなかったみたいなこと?

J:僕はそんなふうに思ってるんですけどね

玉:はたから見ててタローさんはどうでした?

タロー:いや・・・なんかみんなそれぞれに考えてるから、マネージャーとかがそれぞれに言ってるもんだと思ってたんですよね。
「どうするどうする?」って個々にね

J:集まってなんかするってのはなかったね

タロー:そういう場はなかったですよ。集まって「解散するからお前どうする?お前どうする?」てのはなかったですね。個々になんか「どうしようか?」というのを考えなきゃいけないというのはありましたけど

サリー:今だから言うと、最初のタイガースっていうのはね、沢田が真ん中で横一線に並んでたんですよ。感じが、気分もね。
 それがずーっとやっているうちに沢田が前にひとりで我々が後ろにという形がね。それが会社側の考え・・本当かどうかは知らなかったんだけれども。どっかで僕らもそういうのが自然に受け止めるようになってたんでしょうね

02 玉:つまりスター沢田研二がいて、タイガースのバックバンド風な雰囲気っていうふうにとっていいですか 

サリー:それは別に、沢田もそういうつもりはないし誰もそういうつもりはないんだけれども、そういう考え方が知らない間にそれぞれが持って・・・

J:なんとなくレコードも僕がソロでみんなは後ろで「ウ~ッ」って言ってるだけみたいな。でバンド的な歌じゃない、なんかカンツォーネ風だったりてのが増えてきたり、僕は僕でLPをソロで・・

玉:「JULIE」ってLPが出てくるあのへんですか?

J:そうです

サリー:それでその頃に、たとえば我々それぞれが同じように自信もあるわけですよね。みんなそれぞれが。
 だからそういうものが少しなくて、たとえば沢田といつまでも一緒にいるのが一番いいという方法だったら「解散」ということがもう少し後になったかもわからないんだけれども、みんなおなじようにね「じゃ俺が俺が」っていう部分もどっか持ってるんですよね

玉:そりゃ持ってなきゃね

J:だけどタイガースは他のグループに比べたらみんながそれぞれに人気がありましたからね

玉:ありましたね

サリー:だからそれでそれぞれが先のことを何か考えるというほうへみんな行ったということだと思うんですけどね

やはりシローはんのしゃべりが終わったら途端にwwwがまったくなくなってしまいましたがcoldsweats01

ジュリーの性格上、「ボクだけの人気だけでなく、みんな人気ありましたよ」と謙遜して語っておられますが、
皆さんそれぞれに一定の人気があったとしても、やっぱりジュリーの人気ってダントツだったと思うんですよね。
だから、GSが下火になっていっても、タイガースだけは動員数がそれほど減らなかったのではないかと。

みんながキャーキャー言ってるんだものheart04やっぱり「オレ、メチャスゴイんちゃうん?」と誤解するのは当たり前ですよねcoldsweats01

解散
みんなが個々になんとなく思っていたんじゃあ・・・ということですが、ピーさんの本からもわかるように、一番やめたかったのはピーさんで、最後のほうはきっと行動にも表れていたでしょうし、みんなそれになんとなくけん引されて・・・という感じやったんではないでしょうか?

誤解?って言うたら失礼かもしれないけど、
サリーさんは「そういう時期があったからこそ、もう芸能界の頂点に立とうとかという欲はなくなった」みたいなことをのちに言うてはりますね。逆に冷静に自分の位置を把握してコツコツと積み上げ今の日本の名優なる御方につながっていんたんやと思います。

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