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2011年4月18日 (月)

ネタがつきたので

特にネタがないので。
(まゆまろで使いきってしもたのでw)
「ザ☆スター」
「石巻」という地名が出てきたので書いてみたいと思います。

1976年5月7日

小さな自己主張

 買ったばかりの真っ青なスパイクシューズ、雨あがり直後にもかかわらず、これをはいて大地を走りたいばっかりにぼくらは野球グラウンドの整備を始めた。旅先の石巻市でやっとみつけたグラウンドは水はけが悪く、水たまりがあちこち、竹ボウキを手にして下水口まで泥を運ぶ。ところがかんじんの下水口がつまっているのだと知って、今度は下水そうじ。やっとプレーボール!がかかったころには、新品のスパイクは泥だらけ。

「派手好きなぼくらの象徴(テーマ)もこれじゃだいなしだな」

誰かが笑いながらいった。

ハデ好きというこの言葉は、仲間のうちの誰からともなく去年の秋ぐらいから流行しだした。ハデというのとは若干ニュアンスがちがう。小さな自己主張というか、つっぱりというか、冗談というか、多少愛きょうもなくてはならない。

ステージのソデでジュリー!と叫びながら手拍子をとって踊っているぼくのマネージャーの森本氏などは、仲間うちでもハデ好きな筆頭にあげられるだろう。

中学時代、わざとオーダーメイドの学生服を着ていたぼくもその頃はハデ好きだったのだろう。人よりも高いカラー、しぼったウエスト、ラッパズボン(三角の布をたして自分で針を持った)

それらは小さな世界のちょっとしたことなのだが、本人にしてみればとても大事件であった。

ぼくのショーを見にくるファンにもリーゼント頭にポマードを光らせて、精一杯のハデ好きを装っている高校生がままみられる。親から、学校から与えられたスタイルに何も疑問を感じないで過ごす高校生の中で、方法論の是非はあろうが、多少の自意識を具象化してみせてくれる彼らは、時としてかわいくぼくの目に映ることだってある。

芸能界はハデな世界の印象が強い。確かにそうだろう。さてぼくといえば決してハデなキャラクターの人間ではない。陽と陰にわければ陰にちがいない。精神的にも内向的でもある。

そんなぼくと芸能界の関係は一見奇妙でもある。それはステージとプライベートを結びつける強引さでもある。

ステージに吊られた直径2メートルのミラーボール、吹きだすドライアイス、純白のベールの衣装、すべてがハデに作られた設定のもとでぼくは歌う。これはショーアップである。ぼくがどういう意識で歌っているかとは別な次元で、観客の目にはキラキラと映るであろう。

ステージは好きだ。けれどいつも楽しい気分でやれるとは限らない。いままでそんな気分を左右するものは観客の入り具合であった。いつのまにか意識しない部分でぼくは毎回のステージにあらゆる状況(天候はどうか、休祝日であるか、交通の便はいいか・・・)をあてはめ、それでも観客動員が自分の計算とちがって少なければ、ヒット曲がいまないからか、それとも人気が・・・と自己を追いつめていった。ショーが始まる前に、ぼくの気分は80パーセント決まるのだった。

この頃はツアーの最中にグラウンドを見つけてはスタッフの皆さんと野球をしてはったんやねbaseball
石巻とこの想い出をリンクさせてはるんやろか・・・

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コメント

石巻にはこんな想い出があったんですね。
Nasia さん、貴重な記事を紹介してくださってありがとうございます。
スーパースターなのにとても地味で堅実なジュリーのエピソードは私にとってツボです。
私は去年までジュリーが堅実な人だと知しませんでした。迂闊でした。
「ザ☆スター」ってほかにはどんな記事がのっているのですか?

投稿: すみれ | 2011年4月18日 (月) 13時37分

すみれさん

この取材?を受けている間に、たまたまあの暴力事件がありまして、そのことについての記述が多いように感じました。
ワタクシ的にはこの部分に関しては控えさせていただきたいと思いますが、それ以外はまたちょくちょくアップできたらと思っております。

投稿: Nasia | 2011年4月18日 (月) 18時16分

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