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2009年7月28日 (火)

わが心の旅(4)

ルーアンを出発し、まずパリからセーヌ川を60kmさかのぼったフォンテーヌブローを目指します。
船旅には最適の美しい風景が続きます。

(船着場で船員と握手をするジュリー)
ボンジュール!

ここからはボートでセーヌ川をさかのぼることにしました。
川岸にはパリに住む人たちの別荘が並んでいました。

007 今日しか出てこない、今しか出てこないメロディーというのがあって、なんか頭で考えたっていうよりも五感もそうだけど肌で感じることとか聞こえることとかね。触れることとかそういうのと第六感というのがなんか授かる時があるような気がするけどな。

船の上で沢田さんはセーヌ川に捧げる歌の作詞をはじめました。
そしてメロディとつむぎはじめます。

4時間の船旅の後、バレンノ・シュール・セーヌで船をおりました。
そこにはかげろうが舞う麦畑が広がっていました。

こーいう景色も好きだな。

沢田さんはなぜか少年時代を思い出しました。

009 ちっちゃな川だけど、うちの裏の方にあった白川っていう。
子供の頃、夏、兄と海水パンツ同じのはいて膝までつかってこう手ぬぐいでめだかをすくってああいたとかいないとかやってましたね。

やがてこれがあのセーヌ川かと思えるほど川幅は狭くなっていきます。
到着したのはセーヌ川の源があるブルゴーニュ地方のラングル高原です。木立の下に「セーヌ川の源流」と書かれた標識がありました。
セーヌ川はひとまたぎできるほどの小川になっていました。

010 すぐ先に彫刻が置かれた泉がありました。セーヌの語源といわれるセクアナの女神像です。

これはなんだべ?

1867年ナポレオン3世の時代ここをセーヌ川の源流と定めた、と書かれています。

あれが源流? いや~・・・全然違った(苦笑)

源流の周辺にはもみなどの木が茂る森が広がっています。
沢田さんは森に入ってみました。

なんか・・・まだありそうな・・・気がしますが・・どうでしょう?

森の中に一軒のお宅がありました。

ボンジュール!

40年間セーヌ川の源流の管理をしてきたポール・ラマルシュさん、今は引退しています。
庭には大きなもみの木がありました。

もう今年で99歳なんだよ。子供のころはあのもみの木も私と同じくらいの背たけだったんだ。

(家の端に行き向こうの森を指すジュリー)
あれもセーヌ?

はい、セーヌです。

すごい!

ラマルシュさんの庭のもみの木の下にはセーヌ川が流れています。

012 これもラ・セーヌです。

沢田さんにとって家の庭を流れるセーヌ川は驚きでした。

足の弱ったラマルシュさんに代わって、奥さんが周囲を案内してくれました。ローマ時代の遺跡があるといいます。ここにはかつて共同浴場がありました。ローマ時代、セーヌ川の源流は病を治す冷泉として信仰を集めていたのです。
共同浴場には三つの泉から水が流れ込んでいました。

あらら~~三つも!

(奥さんのルイーズさんとひとつひとつ泉を確認する)
011 一つ目の泉は地下から湧き出しています。
今この湧水はセクアナの女神像のもとへひかれています。
さらに先に進むと、二つ目の湧水がありました。
その奥には三つ目の湧水。
この三つの泉がセーヌ川の本当の源流でした。

源流にはもっと不思議な言い伝えがあります。

フランスでは「セーヌの源はアスルー山だ」とも伝えられています。アスルー山は鳥が飛ぶ高さ数千メートルになる聖なる山です。

(泉の水を飲むジュリー)
アクアミネラレナチュラレ(笑)

013 源流が本当は三つもあるんだってそれを知らない人のほうが多いんだっていうことを知るっていうことは僕はもうすっごい、自分にとっては大事なことなんですよ。
そのことを知ったことで、たとえば・・痩せてもいいと思う(笑)ダイエットしてもいいと思う。
それぐらいエネルギーがわくってことですかね。

(メモ帳をバッグから取り出し、歌の最後の仕上げをするジュリー)
セーヌ川にささげる歌、「ラ・セーヌ」が完成しました。

(ギターを弾きながら歌う)

誰が知るだろう あの大きな河
三つの源流 Ma Belle C'est Ca La Saine

微笑む緑と 風と鳥の声
きらめき集めて Ma Belle C'est Ca La Saine

忘れられる想い出がいいな
悲しいこと うれしいこと

幸福なら それがいいね
流れてゆく 25年

014短い旅だったですけど、ずいぶん自分自身が開放的になったような・・というふうに思いました。25年くらいたったパリというのがずいぶん様子が変わっているのは当たり前なんだけど、その頃っていうのはちゃんと街を見てなかったかな?という気がしましたね。
ま、過去のことは過去のこととして、今現在というのが自分にとってはやっぱり興味のあることで、僕は今が好きなんだと。自分自身のことも、やっぱり今の自分が好きであるように暮してたいし。
何歳まで歌えるか分かりませんが、そのために体を大事にして、いろんな自然から授かるエネルギーを小出しにしながら頑張っていきたいと思います。

~終わり~
015

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