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2009年1月29日 (木)

くたばるな

テレビで日雇い派遣の現場を見てる。
リストラの果てに、不況で就職できなかった果てに日雇い派遣に登録せざるを得ない人々が急増している。

このような現状を見ていると、確かにジブンの仕事は決して楽ではないけれど、
ちゃんと正社員として雇っていただいている分、責任を持って仕事ができているし、
ありがたいなあと。大切にせんといかんなあと思う。

ジュリーも「SONGS」で言ってたよね。
「この世界に入ったおかげでちゃんと生きれるようになった」って。
土壌はまったく違えど、自分ひとりの力で興行はできないからね。
そして自分が倒れると、多くの人々に迷惑をかけることになるからね。
“責任”という点では、やっぱり事務所を独立されて今にいたるまでが、とっても重いんじゃないかと思う。
人の生活がかかっているからね。
大変だけれど、何をやるにしても“甲斐”があることがすばらしい事。

昨日の続きです☆

Q.そういうところ(テレビの現場)がもう体に合わないというのもあるんですね。

J.ライブの方が体にいいんですよね。ライブは準備期間があるわけでしょう。準備期間があって、「さあ行こう!」って。それが全て自分のペースでできる。でもテレビは、テレビのペースに合わさなきゃいかんわけ。舞台だって、ひと月なりの稽古をして、「さあ行くぞ!」っていうことになるから、そういうペースがやっぱりいい。1日1日、起承転結するわけですよ。始まりました、受けました、受けなかったという。どっちにしろ1杯飲んで(1日が)終わるというね。

Q.今後の沢田さんのライフワークの中には“テレビ”というのはあまりない感じですか。

J.今の顔ぶれの中ではないでしょうね。これがまた変わっていった時に、なんか変わった人がいて、変わった使い方をしてくれるかもしれないけど。

Q.ドラマとかそういう事ですか。

J.いや、いろんな事に関してね。バラエティというのも形が変わるかもしれないし。そうやって、変わった時ですよね。それまで生きてるかどうかわかりませんが。それを楽しみにはしてますけどね。巡ってくるもんやから。いつまでも続くものでもないし。でも、そんなにいろんな事はできないですよね。

Q.沢田さん、本当にいろいろやられてますからね。そういえば、レコードがCDに変わる時代(85年)に、僕はCD屋で働いてたんですけど、レコードがCDに変わるのってどういう印象を受けましたか?

J.音がシャリシャリして嫌だなって思ったよね。その事でかなり抵抗したんだけどね。別にCD盤にしなくていいいよって。アナログとテープだけでいいとか言ってて。でも、レコード会社の都合があるらしくてね。

Q.レコード会社の移籍(1985年3月、アルバム『架空のオペラ』より東芝EMIから発売。それまではポリドール)というのは、大きい出来事だったんじゃないですか。

J.結果的に、僕自身の事で言えば、いわゆるレコードが売れなくなってきた時やから。(東芝EMIにとっては)「紅白歌合戦に出られる面子が欲しい」ということが大きかった、というのを聞いて「ああ、そうなんだ」って僕は思いましたけどね。だからアメリカとか外国のビッグ・アーティストがすごい金で移籍して、というような事では全然なかったからね。ただマンネリというか、そういう時期だったですよね。このままじゃ駄目かもしれない、という。

Q.その頃の、沢田さんのモチベーションみたいなものはどうだったんですか。

J.「さあここからどうやって違う方向に持って行こうか」と。「かといってガラリと変えるのも嫌だし、どうすればいいんだろう?」と思っていた時に、芝居をやるという事に面白さを見つけたって事なんですけどね。どう抗っても駄目なもんは駄目なんだし、どっちかっていうと僕もあきらめが早い方で、「くたばりはせんぞ」おいうのはあったんですけど、命まで取られるわけじゃない。多くを望まなければシコシコやっていけるっていう。それと、渡辺プロダクションを辞めるっていう事に関しても、「人から指図されるのが嫌」っていう。「それをするな」とか「こっちの方がええぞ」とかって言われたくない。そういうのがだんだん出てきたんだよね。「したい事をする」という。それで渡辺プロダクションも「辞める」という決心をして、体勢を整えてという。やっぱり押しの強い人がスタッフの中にいると、「そうなんだ」って思うたちなので。「そうかな」ってやってきて。

Q.人がいいんですかね。

J.まあ、人はいいわね。主体性がないっていうか。そういう経験をしてきて「それじゃいかんな」って思ったから、最近は「誰も文句や意見を言うな」っていうくらいになってますけどね。

最初の派遣の話にこじつけちゃうかもしれないけれど、
今はギリギリの生活をされておられたとしても、
強く生き抜くためにはどれだけ自分を持っているかってことですよね。
たとえ今は・・・でも、絶対こーなってやる!みたいにね。
こーなるまでには絶対くたばれへんで!とね。

結局環境は違えどおんなじなんだよ。
くたばらない人が生き残るというのは。

そうそう。
ジュリーがCDをさけていた理由、これで分かりましたよ。
今でもラジカセにテープを愛用されているのでしょうか(^^)

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