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2009年1月28日 (水)

テレビ

って、今日は論文ぽくなっとりますが^^;

よー考えたら、最近はほとんどテレビを観なくなったなあ。
休みの時でさえも。
観るとすれば、何気にチャンネル変えてて目に留まったドキュメント系の番組。
リアルにその問題にぶつかって取り組んで、生き抜いている人々の姿。

ジュリーも90年代にほとんどテレビに出られなくなって、
2001年に「ナツメロ歌手として出て行く!」(byいい風よ吹けMC)って宣言しはったけど、
ワタクシも見事にスルー・・・(全然記憶ないんですけどっ)
結局、この年だけやったんやね。ヴァーッて出られたのはね。
去年も実は「もしかしてNHK以外の歌番組に出はるかも」なんて淡い期待をしとったけど、
たぶん話はあったんやろうけど、
断りはったんやろーなと。

ちょっと久しぶりだけど、専科にその理由が書いてありました。

Q.沢田さんのテレビへの意識という部分でお話を伺えたらと思っているんです。沢田さんは多方面で活躍されてますが、テレビということでは、もうあまり出て行かれない。

J.最初はそうでもなかったんですけどね。出ててしんどい。いつでもそうなんでしょうけど、「テレビは元気な人が出るとこや」っていうふうにどうしても思えてしまうよね。しばらく出てなかったときもそうだったし。「元気だなあ、みんな。忙しいからうまいもん食ってへんやろうな」とか思いながら。「うまいもんって言ったら焼肉しか食ってないんやろうな」って思いながらね。で、いざ出てったらやっぱりみんな元気で。でも、僕なんか今は、ライブという自分の場所があるから「それさえあればいい」って思ってるとこがあるんだよね。テレビに出たからといって今までファンじゃなかった人まで取り込めるという幻想はあくまでも“幻想”でしかないと思ってるし。それと、実際問題、歌をうたいに出るという番組は少ないからね。

Q.テレビに出るというのは、言うたら、「ちょっと出てみようか」くらいの感覚に近い感じですか。

J.その時はね。それで「出てみたらわかる事もあるだろう」と思ったし、現に分かった結果ですわ。あんまり自分にとってあったかいところでは無いという事は確かだよね。それとしんどいっていうのも、まずテンポがついていけないよね。テレビのテンポっていうか。

Q.沢田さんがずっと出てらっしゃった頃に比べてという事ですか。

J.そうですね。離れてしまうとよその国の人間みたいになってしまうとこがあるね。あそこも村社会だから出てる人はみんな“なあなあ”だけど、そこにちょっと違う人間が入っていくと“空気が違う”っていうのがものすごくわかる。みんなは出る事で稼ぎがあるわけよ。僕はそこの稼ぎを別にあてにしてなかったから。みんな一言一言が“金”っていう感覚があるのかもしれないけど、僕は無い。そうすると怒られるわけ。「なんか言うてよ」って。「自分をもっとアピールしてよ」っていう。だから、僕には合わんとこやなって思いましたよ。

Q.クールなスタンスというか、一緒には熱くなれない。

J.誉められる言葉というのはほとんど聞き流すたちだし、馬鹿にされたり批判されたりする方が、自分にはエネルギーになる。だから、建前から急に本音につっこみ入れるみたいな世界っていうのは「別にそれやらんでいいやん」って感じがしましたよね。昔、出てた頃というのは、建前は建前として、それが本道だったのが、時代が変わったというか。歌がバラエティのつまみになって。ましてや今なんかつまみにもならない。「なんでわざわざ、もう名前ある人売らないかんの?」っていうような感じがありありとあるもんね。

Q.境界線みたいなものが無くなった。

J.「頑張ったやつが勝ち」みたいなところがありますよね。でも、そこで頑張らなくてもいいっていう感じ。しんどいのね。体に良くない。

Q.でも実際にそこに出て行けば、沢田さんくらいになると、みなさんそれ相応の対応をされるんじゃないですか。

J.そんな事無いよ。普通に「沢田さん」って、お兄さんみたいな感じだけで。それはもう過去にどうだったってことは関係ない感じやね。自分たちにとってすごい人の事はやっぱりすごい扱いをするけど、誰に対してもそういうわけじゃないからね。

Q.音楽やお芝居に主軸を置いていて、テレビがごっそり抜けてて、で、ちょっと戻ってみたらそんな感じだった。

J.そうですね。それがはっきりしたという事ですね。(テレビを)ちらちら見てる時でも「元気やわ」って思って。「人から見たら、自分も出てる時にこういう感じだったんだろうな」っていう。僕自身が「なんでこんなに頑張れるんやろう?」って思われた人種なんだろうなって思ったけどね。そう思いながら、久しぶりだから、「歓迎してくれるんだったら出てみようか」って思ったけど、行ってみたら歓迎されてるわけじゃないというの感じたしね。厳しいですよ。昔よりも厳しいかもしれないね。椅子取りゲームやからね。縄張りがあって。昔は僕ら、その縄張りの中にいて。縄張りを持ってる渡辺プロダクションであったり。そういう事なんだなと思う。

最近では不況のおかげで、経費削減で、番組制作にお金をかけられなくなって、ベテランの歌い手さんや、ドラマが少なくなったから、俳優さんが出られる場所というのが非常に少なくなって。
そういう時に目を向ける、向けざるを得ないのが、生の舞台だと思うんだけど。
考えてみたら、ジュリーのやり方っていうのは当たっていたよな~って。
本人は自分の気の向くままにやらはった結果なんやろうけど。

ずーっとテレビにすがりついていたとしたら、歌える仕事ないから、そこらにバラエティや通販番組に出らざるを得ないですわな。
それでもおよびがかからなくなって、いざポイッと舞台の世界に放り出された時に、かなり苦心しはるやろうし、
世間的には「ジュリーもおちたもんだな」なんて批判をくらうだろうし。この場合、自分の意志じゃないからね。ますます自己嫌悪に陥いるやろうし。

早々にテレビから場所を移してね。
最初は大変やったと思うよ。
事務所運営だってうまいこといかんかっただろうし。収入としてはガクンと落ちるわけだから。
でも好きなことをやりたい、おっ舞台はこんな魅力があるんやと。actなどに取り組まれることで役者として実力をつけられたり、
テレビの収入を当てにせずに、このセンで行けばうまくCD制作→LIVEという流れが作れるとか。
主をまったくテレビにおいてはらへんからね。不況だろうが関係ないですわな。
うん。うまくやったと思うよ。ジュリーは。

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コメント

はじめまして!
いつも楽しく拝見させていただいております。
すごくナットク~な感じで読みました。
テレビであまり見かけなくなると売れなくなったのかなーとかすぐ思うけど、
テレビが一番ってわけじゃないんですよね。
昨今じゃテレビというメディア自体が転換期にさしかかっているようで
あまり見なくなったとか魅力的なソフトがないとか
アーカイブス的なことでやっていくしかないとか、通販番組しか残らないとか・・・。
歌うこと、演じることを生業として生きていくってことをジュリーの活動?を見て考えました。
そしてこれで良かったんだなーって納得しました。

投稿: mittann | 2009年1月28日 (水) 19時44分

mittannさん
コメントありがとうございます。
考えてみると今のテレビ関係者の方々は可哀想だなあと思いますね。ネタが出つくした感じで。おまけに不況ときているものだから、思い通りの番組が作りにくくなっていることでしょうし。
個人的にはもっと芸能人の間口がもっと狭くてもいいような気がしますけどね。
やっぱりあの方たちの使命って、ジャンル問わず大衆をシアワセにすることだと思うんですよ。そうでないと価値ないですもんね。もっと淘汰されてもいいと思います。

う~~ん、やっぱり昔は好きでテレビばかり見てましたから、残念な分、余計理屈っぽく考えてしまうんでしょうね。ジブン(* ̄ー ̄*)

投稿: Nasia | 2009年1月28日 (水) 22時34分

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